2012年06月05日

原発事故で被災した子ども達の人権を考える

 昨年、原発事故が起こったばかりの時期、原発事故で被災した子ども達が、避難先で差別されたりいじめられたりしたという報道がありましたが、その後、この問題に関する報道があまり行われていません。私達は、被災した子ども達の現状について、報道などで知る機会は現在ではほとんど無い状態だと思います。

 しかし、いじめの報道が行われていないとしても、それらの人権問題が完全に無くなったわけではないと思います。もし、いじめや差別が残っているなら、そのような差別をなくしていくことが大切だとおもいます。

 また、いじめから子ども達を守ることが重要というのはもちろんですが、同時に、子ども達の健康の問題も同様に考えていくべきです。

 今から26年前に起こった旧ソ連のチェルノブイリ原発の事故では、いわゆる「チェルノブイリ法」によって、放射線量が高い地域の子ども達の移住の権利や、医療保障の権利が保障されているようです。

 そして、今の日本でも、子ども達の健康を守るための法案が、議員立法で国会に提出されようとしています。簡単に言えば「日本版チェルノブイリ法」といえるものですが、この法律によって、医療を受ける権利の保障や、就学、就労、住宅支援などの権利の保障などが明確になると考えられます。

 ただし、法律は完全なものではないので、何かのかたちで必ず課題が生じてくるとは思います。しかし、法律の制定によって権利が保障されるということは重要なことだと思います。この法律が制定された時には、子ども達の人権のことを第一に考えて法律を生かすことが重要だと思います。
posted by ななこ at 01:45| 震災と学校 | 更新情報をチェックする
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