2013年09月29日

2学期は、学校行事や役員をめぐる「いじめ」や「いびり」などの諸問題によって不登校が起きるケースも


 学校関係では、2学期に学校行事が多くなっていて、そのため、学校行事をめぐっていじめが起こってしまい、不登校になってしまうケースが後を絶ちません。

 特に、体育祭や文化祭などでは、担任が行事の中で、「担任本人にとって気に入らない人間」をスケープゴートとすることで、周囲が悪い意味でまとまっていて、「クラスのまとまり」みたいになってしまっていて、そのため、担任は他の教師からは「まとまりのあるクラス」を作ったと評価されていたという実態はいやというほど見てきました。


 結局、「クラスのため」「学校のため」「チームのため」などなど、とにかく「集団のため」という名目で、特定の少数派の個人に対して、(本来はバッシングされる理由が無いにもかかわらず)バッシングする事、それによって、「上」の人間が、少数派をスケープゴートにすることで、組織の大部分を固めて人気と得ようとして、しかも組織の中でスケープゴートにされていない多数派の人たちに、学校の「行事が成功した」との見解が示されると、行事でスケープゴートにされていない生徒たちからの人気を教師が得てしまう、そうして、見た目は「まとまりのあるクラス」だと担任が高い評価を受けたとしても、その影で、行事の準備段階以前から理不尽な形でスケープゴートとなっている生徒、あるいは「戦犯」扱いされている生徒に対して「行事の成功を邪魔しようとした人間」と決めつけて、教師が多数派の人気を得ようとしている、その影で少数派の立場の人は泣き寝入りを強いられている構図があるわけです。これが本当に「行事の成功」なのか、あるいは本当の「まとまりのあるクラス」なのかといえば、私はそれはおかしな事だと思います。誰かに対して理不尽なバッシングを教師が行い、それに周囲の生徒が同調する事でしか、クラスをまとめられない教師というのは、教師としての資質というより、人間としてどうなのかと私は疑問に感じます。


 結局、「クラスのため」「学校のため」「チームのため」などなど、とにかく「集団のため」という名目で、特定の少数派の個人に対してバッシングする事、それによって、「上」の人間が、少数派をスケープゴートにして、組織を固めて人気と得ようとして、しかも組織の中でスケープゴートにされていない人たちには「○○は成功した」と表明する事で多数派の人気を得ようとしている、その影で少数派の立場の人は泣き寝入りを強いられている構図があるわけです。

(行事における集団主義の弊害について、私自身が実際に体験した事の一部については、このブログのhttp://educateiroiro.seesaa.net/article/374703241.htmlの記事にすでに書いてあるのでここでは再掲することは避けますが、今日の記事と関連している中身なので、今日の記事とあわせてお読みいただければと思います。)


 こうした中で、実際には「行事の成功」とか「クラスのまとまり」というのは、スケープゴートにされたいじめ被害者に対する差別を教師主導で行っていくことでクラスをまとめることで作られた、いわば「虚構の"行事の成功"」だったり「"虚構"のクラスのまとまり」でしかありません。虚構の構図によって、表向きは担任教師は評価されても、その影で、教師の出世や評価のためにスケープゴートにされて苦しい思いをしているいじめ被害者も多くいます。現に、「行事の成功」とか「クラスのまとまり」が強調されている割には、行事終了後にはむしろ学級崩壊が酷くなったケースも私は知っています。

 そうこうしている間にも、中学生は中間テストが近い時期になってきていると思います。また、2学期といえば、行事の負担だけでなく、行事の役員や、その後の文化祭や学級活動での負担も大きくなり、そこから「誰かに負担を押し付けて不登校に追い込もう」みたいないじめが起こってしまう懸念もあります。

 そもそも、学校の行事の負担が大きすぎて個人のあり方が軽視され、プライベートでの自習とか余暇、趣味、あるいは病院への通院などの個人的事情などが軽視されてしまう状況が、今の学校行事のあり方の問題点です。私の中学高校生の時(今より10年近く前)のときでも、学校の中では、いじめっ子達は、「勉強のライバルに、学校行事の負担を押し付ければ、その人は勉強時間が確保できずに成績不振になるだろう、あるいは役員の仕事の中でいびって不登校に追い込もう」などのいじめが普通に横行している実態もあり、一方で学級役員等を引き受けなければ「自己中心的だ、性格が悪い」とバッシングを受ける事態にもなり、結果的に、役員を引き受けても、役員を引き受けなくても、どちらにしても教師や他の生徒達からのいわれなき偏見やバッシングが起きてくるわけです。私自身の経験を語るなら、中学2年の時の生徒会役員選挙の告示の時から、学級役員などの「軽い役職」の人を決めるまでの一連の時期が秋季に集中していたため、この時期には酷くバッシングを受けて、所用で移動教室等に出向くまでの道のりの廊下ですら安全に歩けない状況も経験しました。

 その背景には、「学校の行事の負担が大きすぎて個人のあり方が軽視されている」現状をいじめっ子達が逆手に取り、「ライバルを蹴落とすために学級役員の仕組みを悪用しよう」として、結局は「いじめの加害行為を推進する、悪い意味でのインセンティブ」のようにはたらいてしまっている部分もあるのではないでしょうか。学級役員などの課外活動が「活発」といわれる学校ほど、個人が軽視され、またいじめも横行し、さらには「勉強時間と課外活動の時間の負担」を天秤にかける発想の下で「ライバルが勉強時間を確保できないように追い込もう」みたいなことをやっていた人たちも多かったわけです。その中で、私の家庭での学習時間に関しても、私が思っていないようなことも含めて様々な憶測が学校内部で出てきていて、その結果、学校行事をめぐるバッシングの矛先が私に向かっていった事実もあります。ただ、彼らの根拠としている部分のなかには、事実とは異なる部分や脚色されて話が伝わっている部分もあるので、私としてもこれらのバッシングに対しては、何が本当の事で何が事実ではない事なのかという事を説明し、その上で、「私は持病の治療のために放課後の居残りが難しく多くの人に迷惑を掛けることになる、それは勉強時間を増やす意図ではない」という事の説明も含め、教師やいじめっ子達に対しても私なりに説明責任は果たしてきたつもりです。それでも、結局は「学校行事をめぐるいじめ・嫌がらせ」は激しさを増すばかりでした。

 学校行事の負担が多くなるのは秋なので、特に私の場合、中学2年の時は、一連のバッシングの時期と重なって行われた2学期中間のテストの終了後に嘔吐した経験もあるほど、今思えば私自身もストレスを感じていたのかもしれません。私は、周囲から「学級役員等を引き受けない、自己中心的だ、性格が悪い」というバッシングに耐え切れず、後に学級役員を引き受けましたが、一番下っ端の役員とは言えども、勉強時間が減ったり、役員の仕事の中のいびりに苦労しました。私が引き受けた役員は任期が半年だったので、成績不振に陥る事は避けられましたが、「ライバルが勉強時間を確保できないように追い込もう」みたいなことをやっていた人たちから受けた仕打ちそのものは学級役員の仕事の上で、仕事そのものよりも苦労した経験があります。私自身は運よく学級役員を引き受けた地獄の時期を乗り切れましたが、もし仮に一歩歯車が狂えば、私は体調を崩して不登校になるとか、高校進学も諦めなければならない事態になったかもしれません。そうならならずに高校進学までなんとか精神を保てたことが不幸中の幸いだったとはいえるのかもしれませんが、それでも、学級役員の仕事の過程で受けたいびりなどのことはとてもつらいものだったという現実は変わることがありません。

 最期に、ここで勘違いしてほしくないのは、私は「学校行事をやめて勉強一辺倒にしろ」と主張しているわけではないという事です。学校行事の負担を減らす事で、勉強に限らず個人の時間がもっと自由に使えるようにすべきです。

 世の中には多くの事情を抱えたり、意思を持っていたりする人がいます。たとえば勉強に力を入れる人は勉強を頑張って将来につなげるために努力する自由を得るとか、病気治療の人は、学校行事での居残りで治療の中断に追い込まれる可能性が低くなれば治療に専念しやすく完治しやすくなるとか、とにかく「個人の事情、家庭の事情」に配慮した柔軟な姿勢を学校が示すべきという事が大切だということです。

 そうした様々な事情の人々の人権を蹂躙しているのが、「学校行事」とか「行事の際の役員の負担」といった存在なのだろうと思います

 今の学校行事は、「個人の事情、家庭の事情」を考慮せず、しかも、役員の負担も大きいために、役員を引き受ければ個人の時間の使い方も翻弄される上、家庭や個人の病気治療などにも支障が出てくる、このように、個人が学校に翻弄されて、学校生活がボロボロになったり、病気治療を止めてしまう事で病気が悪化したりしてりまう可能性すらあります。いじめっ子達は、その現状を「悪用」して、何かと「役員の押し付け」が「いじめの手法の一つ」として使ってしまう実態もあります。学校の行事や役員などの負担が大きすぎることが、いじめの加害者を学校側が事実上「応援」してしまっているということになっている現状は、教育としてあってはならないことです。

 いま、2学期に学校行事や生徒会活動をめぐる様々な決定事項が多くなっていて、そのため、学校行事をめぐっていじめが起こってしまい、不登校になってしまうケースが後を絶たないので、私の経験上、2学期は「いじめ多発の要注意の時期」だと思います。
posted by ななこ at 03:41| 不登校と学校 | 更新情報をチェックする
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